ナンパコッタ

例えばそんなナンパ

恋愛道場感想まとめ(1~7)

どうもびっぱーです。今回は僕の敬愛する流星さんと公家シンジさんが発行してる恋愛道場について書こうと思います、理由としては僕にDMで「何号から買えばいいですか?」と質問が寄せられるから。「全部買っちまいナァ」っと言いたいところだが決して安くない金額だと思うし、一定のクオリティを保っているとは言え「当たり号」と感じるモノも存在するのは事実だ、でも「正直この号は僕には必要ないな」って思った号も他の人は絶賛していたなんてことは多々ある、こういったことを踏まえてここを買えばいいですよとクリティカルに答えるのは難しいし、その人のレベルや感覚次第だから個人的な見解にすぎない、一つ言っておきたいが家地蔵してるなら恋愛道場やその他教材なんて買わなくていいから街に出た方がいいと思う。東京では多種多様な講習があって地蔵にスポットをあてた講習もいくつも存在している、地蔵を治す講習は存在しないと断言できるが、一度も声を掛けたことがない人がナンパという舞台に「えいっ」と上れる効能はあるのではないだろうか、まだ一度もナンパせずに僕のブログを見てる人はそういう講習を一度受けてみるのもいいと思う。

紹介する前にもう一つ、流星さんは講習記事で書いてあるから説明不要だが、シンジさんの紹介をしようと思う。

 

と前に書いていた、なんか底知れない人だがTwitterでのシンジさんは、シコイ画像でナンパ欲を駆り立てたり、ナンパはコミュニケーションだと自己啓発っぽい事を言うでもなくシュールな発言ばかりをしている。「何言ってんだこの人」と見てるとハッとさせるようなことをサラッと呟き、知的でエモいブログを書き散らかし、躊躇なくネットに顔を晒し、ドヤ顔でバンゲしたり、怪しいのか爽やかさなのかよく分からないような笑顔で女を口説いたり、ナンパで金を稼いでみたりと謎が多い人物。

胡散臭いナンパ講師や、金儲けしか見えてない理論派、インテリ気取りの恋愛コンサル、性を絡めた副業工学生が現れては消えていくこの業界だが、いまだに彼のようなカリスマは現れてはいない。


さてさて、僕目線でみた恋愛道場の説明をしようかなって思う、言わずとも知れた流星さんとシンジが書いてるのですが、内容的には初心者~中級者向けを懇切丁寧に書いてある、上級者に関しては理解を深めるといった内容が多いんじゃないかな。勿論新しい解釈や知見を得れるのは確実。
 

 

 

 少なからず僕程度のナンパレベルだと効果は大のようだ、書いた記憶がない。笑
そんなわけで一々DMで答えるのもかったるいし「買いたいやつはこれでも読んで買えば」ということで宣伝ついでにブログにしておく、僕個人の感覚で全ての号を解説するのでびっぱーオススメリストと思って適当にみてもらいたい、量が膨大になるのでいくつかに小分けにして書きます。質問や書いてほしいことがあればDMください。

 


創刊号

流星さんは地蔵パートから始まり見た目改善の話まで及ぶ、具体的な声掛けを「絵」で説明っしていて分かりすい、正直文字だけで「ミリオンダラースマイルで斜め45度」とか言われても困るこの界隈、写真や絵だと格段に分かりやすいが、こういう身体動作はそもそも「現場」で覚える必要がある、体格や顔、雰囲気は一人一人違うから街で声を掛けて自分にとって反応がいいやり方を探すべき、それ以外には仲間に実際声かけてる姿を見てもらったり、そういうことが厳しいなら講習などを受けて指導してもらったほうがいいです。たまに人に声掛けを教える時がありますがやっぱり変な癖がある人が多い。

いきなり振り向いたり(振り向きざま声掛け)
恥ずかしいのか恐る恐る声掛け(キョロ声掛け)
勢いはいいけどビックリさせてしまう(猪突猛進声掛け)などこういう自分の立ち振る舞いを治すことは教材などではかなり難しいと思うっていきなり恋愛道場の話から脱線している。笑

それ以外では現場でのメンタルコントロールの仕方などが細かく書いてある。流星さん得意は不毛になるとゲーセンに逃げるですね、やっぱり街で不毛な反応を受け続けると誰しもダウナーになるので、ある程度は回復方法を考えた方が僕もいいと思う、エロ動画見て自分を奮い立たせる人もいたりいなかったり笑

声掛けに関しては初心者にとっつきやすい、かつルーティンっぽくない声掛けを変わらず推奨していて【挨拶+1】という考え方は汎用性が高いと思います。

本文抜粋※

流星的には彼氏が居ても当日遊んでくれるし、後日遊べる子は沢山存在するので、彼氏がいたら遊んでくれない、と決めつけない事が大切です。

 

ナンパをやり始めて意外と後になって気づくことで、最初のうちは諦めるんだけど「彼氏います~」とか言われても嫌な顔してなかったらチャンス有り、「あ~画面越しにいるよねハイハイわかるわくかるわー」とか適当に言って相手に言われたことを鵜呑みにしない。「決めつけないことが大事」とは金言。殆どの人がナンパで即なんて怪しい雑誌の都市伝説だと思っていたのに毎晩即報が流れてくるんだから「ありえないことなんて事はありえない」
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公家パート
本文抜粋

ナンパ講習をしていたときに、講習生に日々の活動をブログで書くように勧めていたのは少し無責任だったかななどと思ったりもしました。そういえばぼくがブログを書き始めたのもナンパを始めてから 4 年目くらいのことでした。何事も、いつのまにかわかるように、できるようになっている。水面下で体系化は着々と進んでいる。もっと自分自身の学習能力を信じないといけない。ぼくは英語学習でもそういうことをひととおり経験をしているので、その瞬間が来るのを心待ちにしながら、今は地味なことをひたすらやっています。来年のさしあたっての目標は日常会話が滞りなくできること、専門的な分野の本を読めるようになることです。恋愛とは直接はあまり関係ないことを書きました。これからも少しずつ近況をアップしていけたらいいなと思っています。
 
シンジさんは流星さんとは少しテイストが違う、流星パートは路上での戦い方を主眼に置いているが、シンジさんは声掛けに至る前の段階も大事にしている、日常生活からの身体改善、「気軽に話しかけることができる身体づくり」とも書いてもある、こういった考え方は僕もとても大切だと思っていて、よく普段はヨレヨレの恰好をしたり、無口な人がいますが、そういう人は普段の基準を上げることで、現場にでたときに十二分な自分を発揮できるのではないだろうか、まぁ普段から修行しとけっつー話である。その他にも紹介しきれないですが内容濃いめ、僕的にはわりと初心者向けだと思うのでそこそこ即ってるという人は復習や深い理解を兼ねてという感じ。

【感想、オススメするタイプ】
創刊号はまだ一度も街にでてない人にオススメするような内容がメイン、あと街で地蔵が全然抜けない人とか、ガンガン声かけれますって人は特に必要はない。
 
 
 
第二号、連れ出し編
 
流星パート
連れ出し編といいつつ結構声掛け内容もでてる、汎用性が高く流星さん自身よく使っている物に対するナンパを公開している。足止めの重要性も書いてある、僕自身連れ出しの7割以上は足止めからなのでここら辺はしっかり抑えたいところ、それ以外は連れ出す際に確認しなければいけないこと、してはいけないことが書かれている、現場にでて何度も失敗する場所の予習みたいな感じですが、まぁ実際基礎ができない人は多いし、こういう細かいことはあまりブログには書かれないところ、いやほんとにね。そんなこと個人のブログで書いても面白くないからね笑

そしてリスク面に言及、これは僕自身最初の講習でキチンと説明して言われました、とても大事なことです、こういうリスクを初心者に説明しないでナンパ講師をやってる人は信用しないほうがいいっというほどリスクはつきものです、特に都会でのナンパは僕のnoteにもあるが女性証言一つで二十日間も拘留されて200万近くの示談をした人もいます。

note.mu

公家パートは相変わらずの公家節というか、冒頭の講習生と、その彼女と街でばったり会って飲みに行った話とか中々感慨深い。前号補足の内容も必見
1、声かけの位置と距離
声かけの位置と女性からの距離は、非常に大切です。ぼくの講習に初めて来た
声かけに悩みのある人の 70%くらいは、この位置関係を少し変えるだけで女性
からの反応が格段に良くなっていったというくらい大切であり、盲点でもある
パートです。
なんと70パーセント、僕はこの声掛け解説はきっちりマーカーひいてあります。笑
 
4.声かけのストレスからくる諸問題
これはシンジさんらしい問題提起、「声掛けにはストレスが伴う認識は絶対に必要です」生存者バイアスでまともに声を掛けられない人は目立ちませんが、殆どの人が多大なストレスを受けながら震えて声を掛けている事実というのを思い出す内容、こういうのはすぐ忘れてしまうことですが、今地蔵をしがちな人は新たな認識を与えてもらえる。
 シンジさんのブログにも地蔵については細かく書いてある

クリティカル地蔵対策マニュアル - 公家シンジ

道場生のトルネードさんのブログも地蔵には役に立つであろう


本編
今回は連れ出しなのでケースごとの切り返しを作るという視点が大きな枠として構築されている。次いで打診、シンジさんも文中に書いているが、やはり女の反応はある程度パターン化されて、グダの原因もある程度分類され、そういったものを一つ一つ丁寧に対処することが書かれている。連れ出し理論の大枠という意味合いではこの号でほぼ網羅していて素晴らしいの一言。まずは多くの経験を積んでそれらをきちんと消化していけば必ずこのステップは上手くなるのではといくのが読んでいると実感できる。これを読みながら自分で連れ出して一個一個自分なりのパターンを作ってもらいたい。

 
 
【感想、オススメするタイプ】
全ての段階の人に読んでタメになる内容だが、連れ出すのにいつも苦労してる人は絶対買い
連れ出し流星音声と三つと、リスナー音声二つも入ってるのでイメージが湧きやすい
 
 
 


3号和み

和みは初心者向けの回ではあるが、もちろんとても重要なこと、女性とどう話したらいいのか、どう反応したらいいのか、どういう手順で和みの中で距離を近づけるかなどが両パートとも書かれている、会話は多岐に渡るので和みのルートは指定できないと僕は思う、どちらのパートもこれを聞けばいいなんてことはやはり書いていない、例えば将来の夢、今まで付き合った人数を聞くとか、今の仕事や展望を聞くなど界隈でルーティン化してる人がいるが、ハッキリ言えば女がそういう話をしたくなかった時点でそれは使えなくなるの、ここで書かれているのは和むためのルールのようなものだ、フリートークの中でやるべきこと/やってはいけないことなどが書いてある。ずばりこれを話せばオッケーな内容ではない。逆にそういったクリティカルな内容は流星音声や投稿音声などを参考にすればいいのではないだろうか、面白いのは流星さんは話を広げる方向に舵を切って書いてるが、シンジさんは和む中で言う必要がないことを書いている、本文中でも書かれているが、対人関係全般に使える考え方だ。


男1「最近宝くじあたってさー」
男2「まじで?俺もこないだコンビニのクジ当たったんだよね!」
男1(俺まだ話しているのにな…)
など減点を受けてる人は多いので社会で生きていく上でもタメになるようなことが多い

【感想、オススメするタイプ】

基本全ての人に受ける内容だが空気が読めない人は特に必見で買っとけ
「わかるわー」みたいなことが多い、こういう減点対象は一つ一つ修正したいところ。
実はナンパにおいて無駄な減点をとらないことは超重要、+ではなく-にはたらく言動で積み上げたものがチャラになる、もともと女は減点法だが、ナンパのような超短期的関係において「こいつないわ」って思われたらそれは一発退場になることはある。それほど脆い関係の中で空気が読めないというのは絶望的に不利なのを理解したい。
 
 
 
4号ルーティン

ルーティンについての僕の考察から

ナンパブログ読者なら必ず一個か二個は見たことがあり、それらの作用についてロマンを感じたことがあるだろう、僕自身もいくつものルーティンや切り返しトークを使い女の子を落していくPUAに憧れてそうなりたいという願望があった、 今は一切ないけど。PUA台頭から、恋愛工学ができていく流れで「女を口説くメソッドがある」ということが広まり。そのひとつとしてルーティンとなる考えが広まり今に至る。ルーティーンは「グッド・フレーズ集」のように思われているが、これらを切り貼りしてPUAメソッドや恋愛工学に書いてある技をつかえば女は落ちるみたいな考えを極端に思い込む人は一定数存在する。僕の会ったナンパ師にも何人もそういう方がいて、それを信じ人に教えこんでいた。

コールドリーデング、雰囲気ぶち壊しルーティン、アイスルーティン、フェイズシフト、北風と太陽、ネグ、イエスの梯子、等々、中二病の必殺技みたいで男心を揺さぶるものたち。だがブログのようになるかというと全然違う、残念ながら人の感情は簡単には動かないし、最悪トラブルの元になることもある、特に女の子慣れしてない人が強めのネグを使うと女の子を不機嫌にするどころか怒る場合があって危険な代物だ。ナンパ界隈にいると奇抜な発言や雑な扱いで他との差別化を図ったり、食いつきや主導権をとる考え方がカッコいいとされるが勘違いしてはいけない、そのレベルやキャラクターを身に宿し、成熟していないと使えない技術というものがある。 ルーティンが悪い訳ではなく、殆どのブログで「○○ルーティンを使って即」書いているだけで、「誰が」「どんな時に」「どんな雰囲気」「どのように言った」かは書いていない。これらを鵜呑みにして対女に置ける範解答と勘違いしフェイズを進めて行くために無理にルーティンにはめようとして話がおかしくなったりして不自然な印象を女の子に抱かせ即の道筋とはかけ離れていき、即どころか心理的距離を縮める事すらできずに解散することがある。 

使いこなせばと武器になるようなテクニックもあるけど、使いこなせない人が使うとその場が破綻するようなものも多い。成功体験のルーティンを書く人は多いけどその裏には山のような失敗談がある
 簡単に説明する。一つ一つのルーティンにはきちんとした発動条件がある、強い効果があるものほど条件は増え、厳しくリスクがある、ルーティンが機能する条件としては食いつきと全体の流れを把握する観察力が必要、それがなければ局所的に使えるルーティンは総崩れしてしまいまう。凄腕が使う魔法の言葉は、言葉自体には全く魔力なんてものはない。言葉に力を籠めるのは話す本人なのだだから他人の言い回しを真似したりしても再現性が低くく成功することが多くない。何度も言うがルーティンを否定するわけではないがその理論やルーティンが自分に使えるかをよく考えて欲しいそして自分ようにカスタマイズする必要がある。
 
話が長くなったが本編の紹介(笑)
 
流星さんのルーティンに対する思いが最初に書かれている、以前の講習記事で書いてあるように流星さんはルーティンによる脳死ナンパを禁じている、流星さんの前でやれば「つまらない」とバッサリ切られる、その理由が文章として、説得力のある形で記してある公家パート冒頭、相変わらずセンチメンタルというかなんとも言えない感じが漂う公家ワールド、シンジさんのルーティンに対する考え方、シンジさんはルーティンに肯定的だが、実は両者の言ってることは到達点としては同じ、自分なりのパターンを創り出すということ。シンジさんのルーティンの取り入れ方は非常に参考になる、特にセカンドオープナーは僕も使っていてかなり有用だと思う。
ガンシカ→その先のもう一言があるかないかで大きく変わると思う、人間だからやはりどうしたってパターン化していくものはある、その場その場で最適な感じにカスタマイズしてくのが正しい、ナンパ師あるあるのエピソードトークの使い方/注意点なども書かれている、最後にとっておきの公家ルーティンで締めくくられる。
 

【感想、オススメするタイプ】
使える使えないでバッサリと流星さんが切り、シンジさんは補足したりルーティンの取り入れ方を教える面白い内容、自分に必要なルーティンがわからない人、情報迷路に陥ってる人、シンジさんのエモいコラムが読みたい人は買い。

逆に必要ない人は自分の中で確固となるパターンを持ってる人かな。

 

第5号「空気を読む」
流星号

空気を読むという概念的なことが書いてある、正直なぜこれを書こうと思ったか不思議なところでもある、空気が読めない人というのはそもそも想像力に欠けているのが大半なので文章にして理解できるのかは疑わしい、とはいえ、そういった想像力の欠けた人達に対し流星さんが講習でアプローチする時はポイントポイントでの指摘。東京でのマンツーマンでの講習の数で流星さんを上回る人は誰一人いないと思う、その知見からくる流星非モテチェックみたいなことが常に行われていて「ここをこうしろ!」のようなのことをズバッと言われ沢山の講習生が考えるきっかけになったであろう(改善したかは知らん笑)それらの金言を人繋ぎのアクセサリーのような形にしてある。

 

声掛けのルーティンの一つに「歩き方が綺麗ですね」というルーティンがあります。 
ただ闇雲にこれを使っても、歩き方を特に意識してない女性には全く刺さりません。 
空気を読む、という事はまず相手をきちんと見る、という事です。 
相手を見た時に本当に歩き方が綺麗な女性がいた場合このルーティンを使います。
ただ、その時にこの言葉だけでは片手落ちです。


前号のルーティンからの流れを意識した進言。全ての言葉に意味づけ、脳死ルーティンではなく、次の展開に繋がる選択した言葉投げをリスナーに考えさせる内容。それ以外にはリスナーのラインチェック、流星さんは準即のイメージは薄いが、対女性とのライン運用は理論。気持ちいいレスポンスとストレスにならならい話の流れからの打診、死番の復活方法などか書かれている。


公家号

昨年少し界隈を騒がせたナンパ対決での話から入る


最近ナンパクラスタではクラトロさんが、あるナンパ師との私信のやりとりを晒して話題になっていましたね。

ナンパ師の対人交渉術にありがとうドキドキできたよの件

http://www.go-show.info/nanpakoushou-dokidoki (経緯はこちらから)

ナンパをしている人間なら誰もがこのナンパ師の彼のように雑なメールを一度や二度は女性に送ってしまった経験があるでしょうし、もしかしたら彼には同情的な気持ちになってしまったかもしれません。クラトロさん自身、DMを受け取った当初こそイラっとしたかもしれませんが、基本はただバズらせたい一心で当ブログエントリを書いていたはずで、彼にはそういうエンターテイナーとしての鋭い嗅覚というか、悪く言うと愉快犯みたいなところがあります。けれども一度ドンパチやりあった後は、決して遺恨を残さず、しっかりと相手が「おいしくなる」ように刀を鞘に納める気遣いを持った人です。なので皆さんは一度、twitter上でクラトロさんに一発喧嘩を仕掛けてみてはいかがでしょうか?もしかしたら一緒に戯れてくれるかもしれません。

 

それでどういう話がしたいかというと、1昨年前のLAツアーではアメリカ人に”Hi How are you?”と話しかけるよりも「こんにちわ、なにしてるの?」と日本語で話しかけたほうが圧倒的にオープン率、その後の会話のコントロール率が高かったんですね。ナンパというのは自分の土俵に相手を引きずり込むのが王道なのです。しかしその後の反応で「空気を読む」というのはとても大切になります。一発かました後のフォローというか。火の鳥氏は初手の脇が甘かったのは仕方ないにせよ、その後の対応がかなり悪手だった。外部の人間であるところのクラトロさんの扱いを全く心得ていなかった。結果的には丸く収まったみたいですが、もしかしたら本当に険悪な感じになって終わっていた可能性もあります。

ちなみにぼくの経験上、ナンパをする人にはKYな人が多いように思います。ナンパというのは、基本は「ちぎっては投げて」というようにその場だけの関係ですので、KYな行為が許される(というか、なかったことにできる)わけです。ナンパ師というのは、そうやって自分だけの内に黒歴史を重ねながら、他人との接し方というものを学んでいくわけですね。少し前も、とあるナンパ講師が、その講習の赤裸々な内実をブログにて晒されていましたし、ぼく自身もこれまで多くの人たちからネット上で未熟な部分を晒されてきました。現在のネット社会においては、純粋な意味で閉じた関係性やコミュニティというのは成立しづらくなっています。王様が裸ではいつづけられなくなってきた。常にその閉ざされた空気がパブリックに晒されジャッジされる可能性を孕んでいるからです。


僕自身みていたので記憶に新しい、こういった雑な打診はナンパ師同士の集まりでは多いのではないだろうか?僕自身も何の脈絡もなく「合流してください」と来ることがある。
多くの人がやっているかも知れないが、本人の礼節が問われる、僕自身、対女においては雑な打診をしたり、面倒になった女をブロックをした事があるのでコラムを読んでいてなんとも言えない気持ちになった。しかし前から言ってるが次にいけばいいマインドをナンパ以外のコミュニティの場に持ち出してはいけない、自分の利害だけで人と接すると社会的には大きなマイナスになることが多い。

本編は複数の場における空気を読みつつ制する方法とナンパでよく女が使う言葉の真意とその切り返しパターンを網羅
 
 
総評
かなり概念的な回、言いたい事はとても分かるが、もどかしい感じ、こういう空気を読むって大勢の人が感覚でやっていて、それとなく理解してるから、言われてみればといった回、個人的には空気を読むより空気を変えるに苦しんでる。とはいえ空気を読み相手の思考を読むのは土台中の土台なのでいつも同じパターンで困るような人は価値があるのではないか。考えさせられる回だった。
 
 
 
 
 
6号 「主導権」

流星編は主導権とはなにかについて考える回、いきなり最終コーナー的な事が書かれている、流星さんが考えるゲットするための主導権とは?よくマニュアルが好きな人がいう価値観の擦り合わせを一刀両断。即日ナンパとは一体なんなのか?ゲットしにくいと呼ばれる誠実系には何が必要なのか?を凝縮しているような一文から始まる。

そして現実的な有利な状況を作り出すカラクリの種明かし、これは薄々気付くのが普通だが。誰も口には出さないし、出しにくいことだ、しかしこれを理解していないと成功しにくい、本当に全ての人がトーク一本で戦えるかというとそんなことは絶対にない、トークの中での自分の魅せ方というのは極めて重要で、ここが一般人とナンパ師の違い。そのために普段から手札を集めて、切り方を覚える、最大限食いつかせるためのテクニカルだと僕も思う。

後半は今まで何百人と講習してきて、即れる人とそうではない人との違いについて、それと流星さん自身が主導権を取りに行くための実際のトークを公開、これは本人の立ち振る舞いが問われるとこ、ハッキリ言えば流星さんは舐められることはないので成立しやすいっていうのはある。
それでも話をこちらで手綱を握るという考え方は万人に共通する話で終わる

公家編
かなりの長編、現代社会で男性が担う役割という切り口から主導権を解説。主導権の社会的な概念から入るとは思わなかった、シンジさんが誰にどんな層に訴えかけてるか想像できるような内容になっている、丁寧にマインド編、主導権を持つためのマインドの育て方、女性がなぜ男性に従うか、女性が持つ力、天然型の輩の制御の仕方など、ここまで丁寧に書けるんだと!見入る内容、かなり細分化してある力作
 

インターネットは顔を隠して持
論を垂れることができるので、ブスに優しい世界である。インターネットのお
かげでブスはちやほやされて味をしめるようになった。
 
なかなか辛辣だが的確な面も笑

総評
公家号が恐ろしくターゲットを絞るようにこれでもかと叩きつけてきた感じ、読まなくてはいけない人はいままで主導権というものを獲ることができずに放棄、いや搾取されてきた人達なのではないか。


 
 
 
7号 主導権誘導

流星編

要求を通すためにはなにか?強く発言することか?残念ながら違う。
必要なのはしっかりとした状況判断からの正しい一手、ナンパは一瞬一瞬にルート分岐していき最終的にベットにいける/いけないかの二つの世界線に収束していく。

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正しい選択をとることで少しづつ優位な状況を作り、即という通常ありえない要求が通るようになる。流星さんは多彩かつ柔軟な動物的勘でこういう事を処理している、というか凄腕とよばれる人たちは正しい選択を確実にとってくる、正しいというより、より可能性が高い戦略を切り替えるスピードが速い、百戦錬磨だからこそこなせる技、リーディングシュタイナーでも持ってるんじゃねそういった一端を垣間見れる回といった感じ。

時間、距離、相手からの食いつきを複合的に判断して、落としどころと誘導するポイントを決める、実は勘でやってるようだなと思えることも理路整然としてるということだ、それらが最適化され、オートで行われている

 
 
公家編
自分が一体どういった形で他人から誘導され続けたかを踏まえ、他人を誘導する時は何をすべきか、オウンゴールとも言える逆誘導を排除して、セックスに向けて誘導していく手法を羅列した。
 

巷のナンパ講習の誘導方法についても言及。
まず最初に講習生としてやってきた人に対して強烈にネガティヴなレッテル張 りをします。いわく、 

講師「おまえは、クズで非モテでどうしようもない人生の負け組だ」 
「よくそんなので生きていられるな」 
「これまで本当にゴミのような生活をしてきたんだな」 

こうやって「おまえは無価値だ」というレッテルを最初に何度も投げかけて、 ひとりでは何をしてもうまくいかないということを刷り込んでいきます。そし てこのメッセージに対して強烈に反発する講習生というものを最初にスクリー ニングして除外するわけです。こうすることで、自己肯定感が低く、依存心の 強い人が結果的に集まってくることになります。その後、彼の巧妙な誘導は次 のように続きます。
 
講師「だけど安心しろ」 
「おれも以前はそうだった」 
講師「今日ここに来たことで、おまえは生まれ変わる」 
「おれの言うことをちゃんと聞いていれば、間違いない」 
「おれみたいにきっとなれるよ」 

逃げ道を全部ふさいだうえで、一個だけ光の射す抜け穴を作る手法です。つま り精神的にガチガチに自分に依存させるわけです。最初に強烈なネガティヴの レッテルを張る手法はなにもナンパ講習の専売特許ではありません。多くのブ ラック企業が最初の新人研修のときに試みることであり、男が弱い女を管理し て金を引っ張ってくる手法でもあります。立場の弱い人間に対してであればあ るほど、ピッタリとはまるやり方です。しかし「教育」を銘打っているぶん、 ナンパ講習はこの中では一番性質が悪い。しかし第三者がゴチャゴチャ言ってもどうしようもないので、ここではやり口を紹介するだけに留めておきます。


メインディッシュはフレーミング

これもシンジさんの体験を踏まえての、抑制させるフレーム、促進させるフレームの2つに分けて解説、こちら側にとって不必要なものは抑制、必要なものは気持ちよくさせ促進させ段階を踏み近づいてく。主導権とはなにもグイグイ引っ張るものではなく、言葉によってコントロールするものと言うのが分かるし、それでいて自らも他人の言葉から沢山の行動阻害を受けていることが分かる回
もちろん誘導が全て使えるとは言ってはいないが、確実に何かを相手にさせる場合は相手にとってなんらかの感情を起こさせる必要があると言った所か。心理学用語を羅列する人は多いが、こう細かく解説されると、腑に落ちる、流石。
 
評論
前号からの主導権編からの繋がりが強い回でナンパの中核を握るものだった。
誰か読んでも学びがあると思う、連れ出す事はできるがゲットに結びつかない、場をコントロールできないという人は買うべき、個人的にはかなりお勧め度が高い回